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膝の痛みで階段の上り下りが大変な時の対処法


【膝痛対処法を知ることで「2階へ行くのがつらくて毎日洗濯物を干すのが大変で困っている」という悩みから解放されます】


 

「普段生活している限りでは大丈夫なのですが、毎日洗濯物を干しに2階へ行く際は、膝に痛みが走り、ゆっくりゆっくり一段ずつ上り下りをしています。

洗濯は毎日しないといけないし、その度に痛みが出るので家事も大変になっています。

また、外へ出かける時も階段の上り下りがつらくて、最近は痛みが出るのが嫌で、あまり外出しなくなってきました。」

 

 


このような相談を患者さんから結構いただきます。

 

毎日痛みを抱えながらの生活は本当につらいですよね。

 

そして、膝の痛みのせいであまり外出しなくなるのも気分転換もできずにお辛いと思います。

 

朝起きて、たまった洗濯ものを見て「またあの痛みを感じなければいけないのか」と思うと憂鬱ですよね。

 

1日が楽しくないと思います。

 

そこで、今回は「膝の痛みで階段の上り下りが大変な時の対処法」をお伝えしたいと思います。


【階段の上り下り時の膝の痛みは体のバランスが原因です!】


膝の痛みの原因は体重の乗せ方に偏りがあることが多いです。

足を踏み込んだ時、体重を乗せた時には膝周りの筋肉、主に太ももの筋肉が使われますが、偏った体重の乗せ方をしているために、使われる太ももの筋肉にも偏りがあります。

 

頑張っている筋肉、サボっている筋肉、そのバランスの乱れによって膝の関節に負担がかかり痛みとして現れるのです。

 

つまり、筋肉を正しく使えていないわけですね。

 

それで、体に歪みが生じているのです。

 

なので、本来使うべきサボっている筋肉を使えるようにしてあげる事で、バランス良く体重が乗せられる様になり膝にかかる負担が軽減され、結果として痛みが軽くなるのです。

 

ただ人間の体というものは日々生活していく中で、知らず知らずのうちに長い年月をかけて染みついた「体の使い方のクセ」というものが身についてしまっています。

 

この「体の使い方のクセ」が非常に厄介でして。

 

このクセを修正しバランスの良い体重の乗せ方というものを新たに体に覚えさせるということは実は結構大変な作業になるんです。


【膝の痛みを和らげるための3つの対処法とは?】


ここでは膝の痛みを和らげるための3つの対処法をご紹介します。

1・太ももの筋肉のストレッチ

2・太ももの筋肉の筋トレ

3・足の親指に力を入れる・つま先の向きを変える


1・太ももの筋肉のストレッチ

太ももの筋肉が膝の痛みに影響があるお話をしましたが、この筋肉が硬くなっていることで、膝の関節に大きな負担がかかってしまいます。

太もも周りの筋肉を伸ばしてあげて、柔軟にすることで膝の関節にかかる負担を軽くすることができます。

【太ももの前側のストレッチ】

片方の膝をかかとがお尻に付くまで曲げた状態で、

仰向けになり20秒から30秒キープ。仰向けがツラい場合は座った状態でもOK。

(この時太ももの前側が伸びているなと感じる体勢を取ってください。)

反対側の足も同様に行う。

【太ももの後ろ側のストレッチ】

膝を前にまっすぐ伸ばした状態(長座)で体を前に倒していきます(前屈)。

これも20秒から30秒キープ。

 

(この時、太ももの後ろ側が伸びているなと感じる体勢を取ってください。)

 

*痛みを感じる様なら即中止してください。

 *気持ち良いくらいのところで止めるのがいいです。


2・太ももの筋肉の筋トレ

太ももの筋肉が弱くなると膝の関節に負担がかかり、膝痛の原因となります。太ももの筋肉を強くすることで膝の関節への負担を軽くし痛みを軽減することができます。膝の痛みを訴える方は太ももの前側と内側の筋力の低下が原因となっていることが多いので、ここでは2種類の筋トレをご紹介いたします。

ここでは痛みのある方や高齢の方でもできる筋トレをお伝えします。

 

【太ももの前側の筋トレ】

 仰向け、または座った状態で足を前に出します(長座)。膝と床の間にクッションや丸めたタオルなどを敷きます。そのクッションやタオルをギューっとつぶします。その状態で5秒から10秒キープ。これを10回ほど繰り返します。

 

【太ももの内側の筋トレ】

太もも前側の筋トレ同様、仰向けまたは長座になります。今度はクッションや丸めたタオルを左膝と右膝の間に挟んでギューっとつぶします。その状態で5秒から10秒キープ。これを10回ほど繰り返します。

*この2つの筋トレも膝に負担がかかりにくいやり方になりますが、痛みが出る様であれば即中止してください。


3・足の親指に力を入れる・つま先の向きを変える

立っている時や歩いている時は、当然のことながら足の裏が地面に着いているわけですよね。

 

この時、足の裏のどの部分に体重が乗っているのか?圧がかかっているのか?、感じてみてください。

 

どうでしょうか?

 

内側(親指側)や外側(小指側)に偏りすぎていたり、つま先側かかと側に偏りすぎていたりといったことはないでしょうか?

 

細かく言うといろいろありますが基本は足の裏全体にまんべんなく体重が乗っている状態が良いです。

 

膝が痛い人は、この体重の乗せ方に偏りがあることが多いのでここを修正してあげる事で膝痛が緩和されます。

 

膝が痛い人は外側(足の小指側)に偏った体重の乗せ方をしている場合が多いので、対処法として「足の親指に力を入れる」事で痛みが軽減されることが結構あります。こうすることで内側に体重を乗せる事ができるため、結果としてバランスよく体重を乗せることができ、膝の痛みが軽減されるのです。

 

ぜひ試してみてください!

 

加えて「がに股」「内股」の方は立ったり歩いたりしている時の「つま先の位置」を見てください。外側に向いていたり、内側に向いたりしていませんか?

 

この場合はつま先をまっすぐ前に向けた状態で立つ、歩くを試してください。

 

違和感があると思いますが、膝への負担が軽減され痛みが和らいできます。

 

 *こちらの方法も痛みが出る様であれば即中止してください。

 

*体重の乗せ方を変えるやり方なので痛みが強い方や高齢の方、足腰の筋力が低下している方などは十分に注意して行ってください。はじめは手すりなどにつかまりながら実施することをおすすめします。


【膝の痛みで階段の上り下りが大変な方へ当院が出来ること】


膝に痛みを感じる原因は色々あります。

 

膝の関節、骨やじん帯が原因となっているもの、太ももなどの膝周囲の筋肉が原因となっているもの、腰や股関節、足首など膝以外の部分が原因となっているもの、その他別の病気が原因となっているもの。

 

腰痛もそうですが一言に膝痛といってもなぜその痛みが出ているか?という部分は人によって違います。

 

今回お伝えした対処法をやることで痛みが軽減される方、何も変わらない方、余計に痛くなった方、そもそも痛くて試すこともできない方など、いらっしゃると思います。

 

何も変わらない方、余計に痛くなった方は今回お伝えした対処法は適切でないということです。

 

このまま放置しておいても良くならない、もしくはもっと悪化していく可能性が高いということになります。

 

そういった方は早めに専門家に診てもらってください。

 

「整形外科に行ってレントゲン撮ってもらってシップと痛み止めの薬を出してもらったが良くならない」

 

「整骨院に行って電気流してもらいマッサージを少しやってもらっているがなかなか軽くならない」

 

当院にはそういったお悩みをお持ちの患者様からのご依頼もよくいただきます。

 

当院ではこのような「膝の痛みで困っている」という患者様に対してはまずその痛みの原因を探っていく作業から始めます。

 

「膝が痛いが実は腰が原因だった」

「股関節が原因だった」

「足首が原因だった」

「太ももの筋肉が原因だった」

 

といったことがよくあります。

その場合は膝だけ治療しても一向に良くならないんですよね。


電気針によってサボっている筋肉を目覚めさせる


当院では膝の痛みが出ている原因を明らかにしてその上で治療していきます。

膝の痛みの原因として多いのは、先ほどもお伝えした太ももの筋肉のバランスの乱れによるものです。

 

頑張りすぎている筋肉、サボっている筋肉があるというお話をしましたが、このサボっている筋肉に対して針をさしてそこに低周波の電気を流すことで、筋肉の収縮を行います。

 

よくTVなどで「低周波治療器」って耳にしますよね?

 

整骨院などでも治療に使用しているところがあります。

 

あれを針を通して行うのです。

 

針を使うことでより的確にピンポイントで刺激を与えることが出来ます。

 

結果何が起きるのか?

 

サボっていた筋肉のみ収縮させることできるので、その筋肉限定で活性化させることが出来るんですよね。

 

活性化したところでその筋肉の使い方を体に覚えこませる運動をします。

 

これにより頑張りすぎている筋肉とサボっている筋肉をバランスよく使えるようになり、正しい体重の乗せ方が出来るようになります。

 

そうすることで結果膝の痛みが和らいでくるということですね。

 

この様にちょっとした事で長年悩まされてきた膝の痛みが軽減されるという事が起きるのです。

 

膝の痛みに限らず、どんな病気、けがでも治療を始めるのは早いほうが良いです。

 

そのうち勝手に良くなるだろう思っていたけど。。。

どこへ行っても痛みが変わらない。。。

ずーっと我慢していたけど。。。

 

などお困りの方は一度当院にご相談くださいね。

 

ご質問、ご相談だけでもお気軽にご連絡いただければと思います。